千葉大学医学部附属病院は2月10日、看護師とみられる人物がXの個人アカウントで同病院に関連すると思われる不適切な投稿を繰り返していた問題について、外部有識者を含む調査委員会を設置し、2月7日に第1回を開催したことを発表した。調査結果については、詳細が分かり次第報告するという(詳しくは、千葉大病院のホームページ)。
医師で女子栄養大学副学長での香川靖雄氏がこのほど『92歳、栄養学者。ただの長生きではありません!生涯現役のための健康長寿生活』(女子栄養大学出版部)を上梓した。香川氏は東京大学医学部を卒業後、米コーネル大などを経て、自治医大教授に就任。定年後は女子栄養大学に勤務し、92歳になった現在も週に3回ほどは往復4時間かけて電車で通勤している。健康の秘訣、新刊に込めた思いなどを聞いた。
初の海外派遣となったスマトラ沖地震では想像を絶する現場に直面しながらも、災害医療にやりがいを感じた畑倫明先生。次に向かった先は——出身大学別に当時の思い出やその後のキャリアを語っていただく大学別リレー、奈良県立医科大学の7人目 畑倫明先生編の第3回は、さまざまな被災地での体験や、先進の救急設備を備えた民間病院立ち上げのお話を伺います。
都内でも数カ所しかないスーパー総合周産期センターを有する昭和大学の産婦人科。優れた研究実績で同科を牽引してきたのが、昭和大学医学部産婦人科学講座主任教授の関沢明彦先生です。国内の周産期医療をリードする関沢先生の母体・胎児専門医としてのスタートは、実は意外なところにありました。各大学の卒業生をインタビューでつなぐ本企画、昭和大学リレー・関沢明彦先生の第1回です。
女性の健康に関する研究と診療の司令塔機能を担う日本初のセンターが、昨年10月に始動しました。アメリカに遅れること30年。性差医療の研究・実践の遅れをどのようにして取り戻し、女性の健康課題解決に向けてどのような機能を果たしていくのかが注目されます。引き続き「女性の健康総合センター(ICWH )」が力を入れる取り組みや、女性の健康に関わる医師への影響やメリット、今後の展望などについて、小宮ひろみセンタ ...
医学部の試験を乗り越えるのために重要な存在となっている“試験対策委員”。そんな試験対策委員のメンバーがまさかの展開に……。本連載では、現役医学生や医師の皆様からお寄せいただいた医学生時代の思い出のエピソードをKADOKAWAとのタイアップでお届けします。
現代のマンガ分野の裾野は非常に幅広く、実に多様なマンガがありますが、今回ご紹介する作品は、中国や台湾、タイなどアジアを中心にシリーズ累計3000万部を突破するベストセラー、しかも学習書籍です。
社会やテクノロジーが急速に変化するなかで、人々の働き方や課題も様変わりしています。今回、ご紹介する清掃ロボット「BROIT」は、水拭き清掃ができる自律走行型ロボットです。モップ清掃や自動床洗浄機による作業者の負担軽減を可能にすることから、スーパーマーケットやオフィスビル、医療施設などへの試験導入が開始されています。
春山記念病院の取り組みを読んで、医療の原点を思い出した気がします。前述の八戸市立市民病院より以前、初期研修は徳洲会系の病院でした。「断らない医療」をモットーに全ての救急患者に対応していました。当時はそれが普通だと思っていましたが、救急車のたらい回しや医療崩壊が叫ばれるにつれて断らない医療がいかに難しいことかを突き付けられていました。
勤務医の方は給与所得以外の副業収入について、雑所得と事業所得のどちらで申告するのかよくわからないという方もいるのではないでしょうか。 事業所得で申告すれば節税することも可能ですが、一定の条件を満たす必要があるので注意が必要です。
2025年10月より第1子の保育料の無償化が東京都でスタートします。保育料については、国が3歳から5歳の子どもと住民税非課税世帯の0歳から2歳までの子どもを無償としています。東京都ではこれに上乗せする形で、0歳から2歳までの子どもについて2人目以降を無償としていましたが、第1子にも対象が拡大されることになります。
2024年10月末に開催された「ロータスケアセンター解体祭」。取り壊しが決まった医療法人弘仁会の介護老人保健施設を舞台に、より地域に根差した施設になるための第一歩として、地域の皆さんと繋がる「楽しい!」が詰め込まれた2日間。一体どんな催しが行われたのでしょうか。医療業界では珍しい「解体祭」の様子をレポートいたします。