福岡県飯塚市の中心商店街で10月27日、宿場町として栄えた当時のにぎわいを再現する「第10回筑前の國いいづか街道まつり」が開かれる。 市や商工会議所などでつくる「筑前の國いいづか街道まつり協賛会」の主催。目玉は時代仮装行列で、お殿様やお姫様などに扮(ふん)した約350人が練り歩く。3か所のステージでは約40団体が吹奏楽やダンスを披露。フードコーナーには13店が出店する。 縄田真照実行委員長は「飯塚 ...
福岡市・天神の百貨店「大丸福岡天神店」を運営する博多大丸(福岡市)は10月21日、得意客向けに26日にオープンする新たなラウンジを報道陣に公開した。従来のラウンジを初めて大規模に改装し、面積を6倍超に拡大した。富裕層らの取り込みに向け、2025年度には同じフロアにアート作品の発信拠点なども新設する方針を明らかにした。 東館5階に整備した新ラウンジは広さ約560平方メートルで、内装に九州の工芸品など ...
大分県玖珠町は、東京や大阪などの都市圏と町を行き来して暮らす「2地域居住」の都市住民の誘致に乗り出す。関心がある人に4往復分の航空運賃に相当するマイレージを付与したり、空き家をリフォームした「お試し暮らし住宅」を安価で提供したりして将来的な移住、定住を促す考えだ。 JALと県信組も協力 2地域居住は都市と地方にそれぞれ拠点を設け、平日は都市で仕事をして休日は地方でのんびり過ごす新しいライフスタイル ...
大相撲九州場所(11月10日初日)を前に、福岡県議会が「大相撲九州場所を応援する会」を結成した。県議全員が会員となり、九州場所を盛り上げるための事業について考えていくという。 県議全員で盛り上げ! 県議会で10月8日に発会式が行われ、会長に就任した蔵内勇夫県議は「鬢(びん)付けのにおいを感じると福岡に冬が来る。地域に根ざした九州場所を県議会をあげて応援したい」とあいさつ。相談役の服部誠太郎知事は「 ...
宮崎県が宮崎市錦本町に整備中の県プールの愛称が「パーソルアクアパーク宮崎」に決まった。県が命名権(ネーミングライツ)の取得者を募集し、人材サービス会社の「パーソルビジネスプロセスデザイン」(本社・東京)が、年700万円で2025年4月から5年間契約することになった。 県によると、県プールは3階建てで、延べ床面積約1万4000平方メートル。県内初の屋内50メートルプールのほか、トレーニングルームや多 ...
「日本初」をうたう古墳の形をした永久墓が注目されている。前方後円墳を模した墓があるのは福岡県新宮町の新宮霊園。10月中旬、霊園を訪ねて話を聞くと、古墳形の墓をつくるまでの経緯や、令和のお墓事情の一端を知ることができた。 「土に還る」を望む声 前方後円墳は全長53メートル、高さ3.5メートル。小高い丘からは、緑ゆたかな町並みと、その先に広がる玄界灘が望めた。手入れされた芝が墓全体を覆い、古墳時代に死 ...
2020年の九州豪雨で被災した熊本県人吉市の老舗旅館「一富士旅館」が、市中心部の九日町から約4キロ離れた赤池原町に移り、11月8日にグランドオープンする。人吉温泉観光協会によると、豪雨では市内の26宿泊施設が被災したが、同館の完成で廃業した場所を除く市内すべての宿泊施設の復旧が終わったことになる。 「一からやり直そう」と再起 大正時代の終わり頃に創業したという同館は、木造2階建ての町屋旅館として営 ...
被爆建造物の「旧マリア園」を改修した長崎市南山手町の「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」の開業日が、12月13日に決定した。英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)の高級ブランドの一つで、九州では初進出となる。 1898年に建てられた旧マリア園は児童養護施設として長年使われ、不動産開発の森トラスト(本社・東京)が改修した。客室数は66室。レンガ造りの外観が特徴で、室内の調度品な ...
佐賀県吉野ヶ里町の「MEISHO FARM(メイショウファーム)」は、自営の農場で生産したソラマメを使った豆板醤(トウバンジャン)を開発した。 代表の生島明さん(29)は海外での研修などを経て2023年3月に就農。ナス、カボチャなどを、農薬や化学肥料を極力使わずに栽培している。 町の特産品を作っていきたいと考え、どんな料理にでも使える調味料である豆板醤に着目した。 ソラマメは収穫したてで、辛みの原 ...
「日本の夕陽(ゆうひ)百選」の一つ、大分県豊後高田市の真玉海岸で、夕日が干潟に映える光景を見に多くの人が訪れている。 国東半島の北西部に位置し、夕日が水平線の方に沈む光景が見られるスポット。干潮と重なると、干潟が影になり、幻想的な光景が浮かび上がる。雲が高くなる秋口から夕焼けがきれいに見えるという。 9月後半の夕、海岸にある観光交流拠点施設「真玉海岸恋叶(こいかな)♥ゆうひテラス」周辺では、カップ ...
北九州市門司区のJR門司港駅周辺で出土した初代門司駅(1891年開業)の関連遺構を巡り、市は10月19日、8月から実施している追加の発掘調査の現地説明会を開いた。 遺構は、市が現地で計画する複合公共施設の建設に伴う2023年の発掘調査で確認された。初代門司駅の機関車庫の基礎部分などが見つかり、追加調査を同年発掘したエリアの周囲約770平方メートルで行っている。 説明会では市芸術文化振興財団の山口裕 ...
北九州市小倉北区の小倉城周辺を竹灯籠などで彩るイベント「小倉城竹あかり」の実行委員会と同市八幡東区のNPO法人「抱樸(ほうぼく)」は、まちづくりで協力し、地域発展を目指す包括連携協定を締結した。 イベントは、市民らでつくる実行委が開いており、抱樸は運営する障害者就労支援事業所で2023年から竹の切断を受託し、24年は竹灯籠の設置などの会場設営も行う。 抱樸によると、協定に基づき、イベントのボランテ ...